アイラ島は、スコットランドの北西の海上に連なるヘブリディーズ諸島の最南端に位置しています。
面積は約600平方キロメートルと淡路島よりやや大きい程度で、人口も約3,500人。そんな小さな島にもかかわらず、現在、9つの蒸溜所が稼働中(※)で、いずれも地名度の高いものばかり。
スコットランドで最初にウイスキー造りが行われた地とも言われていて、世界でも珍しいウイスキー島と言えるでしょう。
また2019年10月現在、閉鎖されていたポートエレン蒸溜所の再稼働の準備が進められており、蒸溜再開は2021年頃と伝わってきています。アードナッホーに続きポートエレンが再開されると、アイラ島の蒸溜所は10か所になります。

アイラ島は、ハイランドやローランド、スペイサイド、キャンベルタウン、アイランズと並ぶスコッチウイスキー6大産地のひとつです。
スコットランド北西の多くの島々のなかで、アイラ島だけが「アイランズ」として括られることなく、「アイラ」という独立した分類となっています。それだけアイラ島で造られるウイスキーの個性が強いことを物語っています。
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